LOADING

コンテンツ CONTENTS

将来に備え、安心して人生の最終章を迎えたいと考えている方もいらっしゃるでしょう。
生前整理を始めることは決めたものの、具体的に何から始めればいいのか、何を整理すべきなのかわからないという悩みをお持ちではないでしょうか。
この記事では、生前整理でやるべきこと、具体的な整理方法を解説します。

□生前整理でやること

1:身の回りの物品整理

生前整理は、まず片付けやすい「物品」の整理から取り掛かることをおすすめします。
身の回りの物を、必要な物と不要な物に分別し、不要な物は思い切って処分・売却します。
本当に必要な物のみを残しましょう。
いわゆる「断捨離」です。
判断に迷う物は一時的に保管場所を変え、時間をおいて考えるとよいでしょう。
保管場所を移したままでも困らない・使用する機会がないようでしたら処分を検討しましょう。

2:デジタル機器やデータ、アカウント情報の整理

デジタル機器やインターネット上に保存されているデータと情報、SNSなどの契約情報は、本人の死後に「デジタル遺品」となり、個人情報やプライバシーに関わるデータなどがインターネット上に残り続けるリスクがあります。
そのようなリスクを軽減するためにも、デジタル機器・データの生前整理は必要です。

3:財産の整理、財産目録の作成

現在保有する財産を明確にするため、財産をリスト化した「財産目録」を作成することをおすすめします。
残された家族が相続財産を調査する手間がなくなり、相続税の試算や相続トラブルの回避にも役立てます。

・財産目録に記す資産の一例
現金、預貯金、株式等の有価証券
不動産(土地、建物 など)
動産(車、貴金属 など)
マイナスの財産(各種ローン、未払金 など)

上記のような財産を、「相続させたいもの」「売却して現金にするもの」「生前贈与するもの」に分類し、相続させたい財産には遺言書を残しましょう。

4:人間関係の整理(身辺整理)

物品の生前整理だけでなく、人間関係などの身辺整理も行っていきましょう。
今後の人生に必要だと思う人間関係を大切にするため、義理で付き合っている人、苦手な人、ほとんど連絡を取らない人など、不要だと思う人間関係を見直します。

□生前整理をスムーズに進めるためのポイント

生前整理をスムーズに進めるためには、いくつかのポイントがあります。

1:家族に生前整理していることを伝えておく

生前整理していることを家族と共有することで、必要に応じて協力してもらったり、家族間で終活について前向きに話せるようになったりします。

2:前向きな気持ちで取り組む

自分の死後を想定すると、気持ちが落ち込んでしまうことがあります。
生前整理は死後を想定した備えですが、今後の人生をより充実させるための活動でもあります。
ポジティブな気持ちで取り組むことがおすすめです。

3:まとめてやらず日ごろから進めていく

生前整理はまとめて行おうとすると大変な労力が必要になるため、普段から整理整頓や必要品の取捨選択をしていくことが重要です。
年末の大掃除など、定期的に所持品を見直す機会を設けるとよいでしょう。

4:処分に迷ったら後回しにする

処分に迷ったものは保管場所を変え、一度時間をおいてから考えましょう。
思い出に浸ると一層処分しづらくなり、整理が思うように進まなくなる恐れがあります。

□まとめ

この記事では、生前整理でやるべきこと、具体的な整理方法を4つのカテゴリーに分け、写真付きでわかりやすく解説しました。
生前整理は、自分の死後を想定した備えであり、家族への負担を軽減するためにも必要なものです。
今回紹介した内容を参考に、安心して生前整理に取り組んでください。

帯広市周辺(十勝エリア)で生前整理をお考えの方は、当社までご連絡ください。