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大切な人が、部屋の片付けができない、食事もまともに摂っていない、お風呂にもなかなか入らない……。
そんな様子を見て「もしかして、セルフネグレクト。」と心配しているかもしれません。
放置すると命に関わる事態にも繋がりかねない深刻な問題です。
最近では、高齢者だけでなく、若年層でも増加傾向にあると言われています。
そこで、この記事では、セルフ・ネグレクトの理解を深め、具体的な支援方法や対応策、予防策を分かりやすく解説していきます。

□セルフ・ネグレクトとは?

セルフ・ネグレクトとは、「自己放任」とも呼ばれ、本人が自分の生活を管理することが難しくなり、健康や安全が脅かされる状態のことです。
具体的には、次のような状態が挙げられます。

・食事や着替え、掃除など、日常生活に必要なことができなくなる。
・病気や怪我があっても、病院に行かずに放置してしまう。
・家の中がゴミや物で溢れて、生活空間が狭くなってしまう。
・自分の身なりや清潔さに無頓着になる。

セルフ・ネグレクトは、本人が自覚していない場合も多く、周囲の人が見過ごしてしまうケースも少なくありません。
放置すると、健康状態が悪化したり、生活空間が狭くなって孤立したり、最悪の場合、命に関わる事態に繋がることがあります。

□セルフ・ネグレクトに陥る要因

セルフ・ネグレクトには、さまざまな要因が考えられます。

1:高齢化

高齢になるにつれて、体力や気力が衰え、生活の維持が難しくなることがあります。
また、認知症や身体的な病気などの影響で、セルフ・ネグレクトに陥るリスクが高まります。

2:社会的な孤立

家族や友人との交流が少なく、社会的な繋がりが希薄になると、生活の支えを失い、セルフ・ネグレクトに陥りやすくなります。

3:経済的な困窮

生活費が不足したり、収入が減少したりすると、生活の維持が困難となり、セルフ・ネグレクトに繋がることがあります。

4:精神的な病気

うつ病や統合失調症など、精神的な病気は、生活意欲の低下や周囲とのコミュニケーション能力の低下を引き起こし、セルフ・ネグレクトに繋がることがあります。

5:若年層における増加

近年では、若年層におけるセルフ・ネグレクトも増加しています。
引きこもりやSNEP(スネップ)と呼ばれる、社会的に孤立した状況にある人々の増加が関連していると考えられています。
経済的な困窮や、発達障害などの影響も、若年層におけるセルフ・ネグレクトの要因として挙げられます。

□まとめ

セルフ・ネグレクトは、本人が自覚していない場合も多く、周囲の人が見過ごしてしまうケースも少なくありません。
放置すると、健康状態が悪化したり、生活空間が狭くなって孤立したり、最悪の場合、命に関わる事態に繋がることがあります。
大切な人をセルフ・ネグレクトから守るためには、セルフ・ネグレクトのサインを見逃さないこと、そして適切な支援を提供することが重要です。
セルフ・ネグレクトに関する知識を深め、周囲の人々との連携を図り、大切な人を守るための行動を起こしていきましょう。

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